日陰大学生フランスで光を浴びろ

現在フランスのアンジェという街に留学中!留学生活での発見やフランスらしい情報を発信します!

ヘイセイとレイワ

 

こんにちは 

1ヶ月もブログを放置していたカゲヤマ です

 

理由は色々有りますが

まあお話しするのはやめておこうと思います。

 

日本のみなさん 元号が変わりましたね

平成終わりましたね

令和始まりましたね

 

平成10年生まれ

セーラームーン おジャ魔女どれみ ぴちぴちピッチを見まくり

ミニモニ。を歌って踊る幼稚園児

 

たまごっちは2台持ち で DSは “Lite”

ポンポネット着て ラブ&ベリやる小学生

 

GUMIの曲がいい とか 40mPは歌詞が好きだとか

ボカロの浅い知識を語りつつ

どっぷりKPOPにはまってヲタクして

ト・フェジちゃんとかヨンギちゃんとかアルムソンイちゃんを

真似て“元祖”オルチャンメイクに目覚めた中学生

 

そんな子供時代でしたねえ

同世代の人は共感するんじゃ無いかなぁ

 

今の幼稚園児もラクガキんちょは憧れ?

今の小学生は鉛筆のお尻にチャラチャラしたのついてるのかな

今の中学生はアメブロなんてやらないか、

 

幼稚園の頃 一番仲良い友達Aちゃんとは

お気に入りの「ナージャのパンツ」履いた日には

見せ合いっこするのが2人の中で流行ってて

一緒にトイレの1つの個室に入って

何食わぬ顔して交互に出てくるのが楽しかった。

 

この『交互』っていうのがポイントで

同時に出るんじゃなくて、時間差つけて出てくると

次入ろうとした子が「え、さっき出てきたよね!?あれ見間違い?」

みたいな顔するんだよね

それを楽しんでた(笑)

本当になかなかの変態ぶりである。

トイレに2人で入るのも十分変態だけど

それで反応を楽しむという

もうクズの域??(笑)

 

とても懐かしいなぁ

今の幼稚園児はこんなふざけたことしてないんじゃないかなぁ

もっとまともな価値観をお持ちだと思います

 

んと、何が言いたかったかというと

楽しかったよ「平成」ってこと

ありがとね さようなら

 

 

こんにちは 初めまして 「令和」

 

って言っても

まだ会ったことなくてTwitterとかでしか見たことなくて

わたしにとっては芸能人のよう

 

全く実感ないんです

令和ってなに?何者?美味しいの?

 

あなたをお札で目にするとき

カレンダーで見かけるようになったとき

 

わたしはどんなわたしでいるのでしょうか

ちょっとはマシになれてるのでしょうか

自信を持って飛行機を降りれるでしょうか

 

今のこんなわたしのままじゃ

ここから出られない

恥ずかしくて帰れない

 

 

ところで「令和」って万葉集から取られているそうですね

全然意味は知らなかったですが、

春の訪れを告げ咲き誇る梅の花のように

「明日への希望を持って ひとりひとりが花を咲かせることができる」

そんな意味が込められているそうです。

 

素敵な意味だと思いました

これからを生きるのに凄く合う

 

でも「レイワ」って

わたしにとっては馴染みがなくて

どこか冷たい雰囲気を感じる

 

なのでフランスにいるこの留学期間は(日本に帰るまでもう9ヶ月)

わたしにとっての「レイワ」考えて生きようと思う

 

レイワ

レイワ

レイワ

 

うーん

 

たぶん

 

「麗話」かな

 

麗しく話す と 書いて

「麗話」

 

わたしにとってぴったりじゃない?

 

フランスに来てから

「強く美しく生きる」ことをモットーにしていました

 

美しくいたい。それは見た目の問題だけじゃなくて

佇まいとか生き方が

 

「麗しい」は美しいという意味だから

このモットーに沿っているし

ただ美しいのではなく「心あたたまる」ような美しさというところが

わたしの人生をより磨きあげてくれる

 

そして「麗しい」には「美しい」という意味だけじゃなくて

「正しい」という意味がある。

 

正しい。間違いがない。乱れがない。

わたしが今暮らしているAngersという街は

フランスの中でも綺麗なフランス語なほう

というのは「訛ってない」ということ

(別に他の地方が汚いわけではなく)

 

せっかくストレートなフランス語を学び、耳にしているんだから

「正しく」使えるようになりたい

 

今 わたしはフランス語を話そうとしても

分からない単語だらけで つっかえつっかえ

逆に 英語を話そうとすると

簡単な言葉はフランス語が先に出て Mixした話し方になる

 

全く「正しく」ないのが現状

これを「正しく」話せるようになるのが目標

 

そして「話」

 

「話す」というのがミソで

「語る」「言う」ではないことに重きを置きたい

 

会話は常にキャッチボールで

相手の話を聞いて、自分も話して、また聞いて、、、、

人一人じゃできないこと

 

コミュニケーションの手段の1つとして

語学を学びに来ている身としては

会話を大切にしたい

 

今はまだ

ただ自分の言いたいことを伝える

相手が言ってることを聞きとる

それだけ

 

 

まとめると「麗話」とは

「美しく・正しく・心温まる 会話をする」ということ

 

 

これが

わたしの「レイワ」

わたしの「麗話」

わたしの麗話時代(留学期間)である

 

 

最後に「令和」の元となった万葉集の「梅の花の歌」を載せます

 

初春の令月にして、
気淑く風和ぎ、
梅は鏡前の粉を披き、
蘭は珮後の香を薫す。

 

この記事を読んだ方、ひとりひとりが

辛く寒い冬を乗り越え、明日への希望が込もった

自分だけの特別な梅の花を咲かせられますように

 

 

追伸

なんで蘭は取り上げられないんだろうね